A NEW HOPE
sin的には初めからビックバイクでエクストリームをやりたかったが、とてもテクニック的に無理と判断し練習用にBAJAを購入。
2003年2月にエクストリームを初め約一年、技の数は少ないが、無理をしなければなんとか転ばない程度になってきた。
XB始める当初からビックバイクでウイリーやストッピーしたい!という夢があったのでついに購入を決意。
とりあえず思いつく車両を上げてみた。
GSF1200、TDM900、CBR954、YZF-R1、GSX-R1000、VTR1000・・・etc
さらに sin 的に条件を上げてみた。
@絶対的に軽い事
Aインジェクションである事
Bビックバイクと呼べる排気量である事(400cc以上)
C値段が安い
・・・
転んだ時、体とバイクへのダメージを考えるとやはり軽い車両が一番
絶対的な軽さを考えると最新レーサーレプリカかが最も軽いだろう。
今時のスーパーバイクときたら1000ccの排気量で乾燥重量が170k代とまるで一昔前の400ccの重量である。
ここでCの値段が安い車両は不可能になった・・・力いっぱい予算オーバーである
ビックバイクでもBAJAと同じようにウイリーできるか解らないが、BAJAではウイリー中にある程度の角度を超えるとエンジンがストールしてしまう。
このストール現象はインジェクション車両では起こらないらしいのでインジェクション車両を選択。
するとCBR954、YZF-R1、GSX-R1000 あたりに絞られる
600ccでも問題はないが、中古市場で数が少ないのと値段があまり変わらないので1000ccクラスにする
これらの条件をすべて考慮し個人的に好きなデザインのYZF-R1、GSX-R1000どちらかに決定!
トラストワンに注文し待つこと2ヶ月・・・
ついに来ました!02'YZF-R1
色は違うがヤンマーさんと同じ車両である。
またまたノーマルのまま一度も乗られることが無く改造されていく・・・
とりあえず前周りのカウルがすべて外され、メーター類もすべて取り外してみる
アグラスのスライダー類を取り付ける
シートカウルを外しウイリーバーの設計図を描く、今回はかなり本格的である
ウイリーバーのベースとなるパーツを作製し、メインフレームとシートレールの付け根に力が集中しないようにウイリーバーのベースを作っていく
補強を入れ足を掛けるバーを取り付ける。それらしくウイリーバーらしくなってきた!
できるだけカウルの原型をとどめるというトラストオーナーのこだわりがあり、穴を空けバーを出す形にする
ためしにシートを着けてみた。なかなかいい感じである
チタンプレートを取り付けウイリーバー完成!今度のウイリーバーは長さ調節機能付きである
ノーマルラジエターのタンクを外し小さいものに交換
トッププリッジをデブコンで補強を入れアップハンドルを取り付ける。メーターは取り外す予定だったがさほど邪魔ではなかったのでステーを作成し取り付ける
お約束のハンドガードに今度の顔は一つ目です
R1-EX仕様製作者であるトラストオーナーと立ててみる。
「おー・・・バーの角度も完璧だ・・・(すれるかどうかは別だが・・・)」
試乗のインプレは後ほど・・・
という訳で乗ってみた
なーに、なんとかなるでしょ、なんて思ってたがとんでもない!
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とりあえずストッピーしてみる・・・リアは上がるが、意識しないとリアは上がらない。
XRと全然違う・・・ブレーキ性能は圧倒的にXRを上回るがその分余計難しい・・・
減速するのは簡単だが、いつでも何処でもストッピーという訳にはいかなそうだ、体重移動をちゃんとしないとすぐにフロントロックしてしまう
うまく乗れないので頑張ったら納車初日で転んだ・・・
ある程度の速度を出してストッピーするとハンドルが暴れだす。
XRではハンドルが暴れるのはある程度コントロールできたので甘く見てたら一気にマシンが向きを変えてコントロール不能に・・・
回転はしなかったが転倒・・・一撃でステップが折れてエンジンガードもグンニャリでクランクケースも割れた。
エクストリームにレーシングスライダーなるものはあまり効果が無いようだ・・・もっと丈夫でゴツイエンジンガードが必要らしい。
納車初日の感想
「ヤバイ・・・とんでもない・・・ひょっとして無理?」